健康寿命って聞かれたことがありますか?
その名の通りいつまで健康でいられるかっていう年齢ですね。
日本人の健康寿命は男性71歳・女性75歳で男女とも世界一ですが、それに対して平均寿命は男性80歳・女性86歳と、それぞれ健康で無くなってから、なんと9年間もあるのです。
せっかく長生きできても、病気になったり要介護になったりしたら悲しいですね。
医療は進化して平均寿命はどんどん延びていますが、やはり寿命というより健康寿命を全うしたいものです。
前にこんなことがありました・・・
普段からグランドゴルフや囲碁の大会に出場するなど、すごく元気で頭もしっかりしていた80歳のお婆ちゃんがいました。
ところがある日階段でつまづき足を骨折し入院してしまいました。
骨がくっつくまで何日かベッドの上で安静にしていましたが、そのうち元の生活に戻るためリハビリを開始しました。
ところがなかなか思うように歩けません。
そうベッド上の生活で、足の筋肉が落ちてしまったのですね
その後のリハビリもなかなか効果が出ず、杖をついての退院となりましたが、結局そのまま車いすの生活になってしまいました。
前のようにグランドゴルフや囲碁と外に出かけることも出来なくなりました。
どんどん気持ちは塞ぎ込んでしまい、家に閉じこもる生活になってしまいました。
そうすると次第にもの忘れをすることが多くなりました。
気になったご家族が病院に連れていくと、なんと認知症と診断されてしまったのです。
このようにお年寄りは、ちょっとしたことが身体への大きなダメージとなり、
健康寿命を終えてしまうリスクがあります。
あなたの周りにも、このような方がおられませんか?
健康寿命を終え認知症や寝たきりのような状態になると、ご本人だけでなく、そのご家族も大変なことになります。
それどころか、様々な法律行為ができなくなるのをご存知でしょうか?
たとえば
①土地や建物を売買する
②生前贈与をする
③遺言書を作成する
そんな契約ごとが一切できなくなります。
ちょっとしたことがきっかけで、このようなことになるんですね。
どうせ先でされることでしたら、心身ともにご健康なうちに、相続の準備をされることを切に願います。
例えば自動車事故って、起きるかどうかわからないのに、ほとんどの方が自動車保険に入ってますよね。
火事もあるかないかわからないのに、火災保険に入りますよね。
ではお亡くなりになるかどうかは・・・
そう、人はいつか必ずお亡くなりになるんです。
だからといって相続保険って入っておられますか?
保険は事が起こってしまってからでは入れません。
まだ入れる今のうちに、先の相続で盤石な備えとなる相続保険をご検討下さい。。
ちなみに相続保険とは、遺言書や生命保険など相続に備えることを総称して、僕がそう呼んでいるのです
子どもたちが揉めることがないよう、円満な相続のためにどんな備えが必要なのか考えてみませんか。