ヒジノ通信vol.23/長生きの時代 もしものことがいつ起きても あなたは安心ですか?

 突然ですが皆さんにお尋ねします。
 ご自身にもしもの事が起きたら、その後のご自身のお身体のことや財産のことについてどうして欲しいか、ご家族と話し合っておられますでしょうか?
 例えば認知症や脳の疾患により判断能力がなくなってしまったとしたら・・・
 どこ(自宅・施設・他)で、だれ(家族・ヘルパーさん・他)のお世話になりたいですか?
 大切な財産は誰に預かって管理して欲しいですか?
 あるいはご自身がお亡くなりになってしまったとしたら・・・
 家や墓や家業はどうして欲しいですか? どの財産をだれに継いでもらいたいですか?
 このようなことは、誰しもいつ起きるか分かりません。
 ただもしそうなったとしても、ご家族が困らないよう、準備されておかれると安心ではないでしょうか。
 具体的には、まずはご家族と話し合うことが大事ですが、法律や税といった難しいことも関わってきますので、終活や相続の実務経験のある専門家に関わっていただくことがおすすめです。
 そして更に、その思いを具体的にカタチにするためには、文書や契約書として残しておく必要があります。
 エンディングノートや任意後見契約・遺言書・家族信託契約などがそれにあたります。
 皆さんはこの中で既にされているものがありますか?
 ちなみに僕は手書きで遺言書を作成しています。
 内容についてはお伝え出来ませんが、今僕が亡くなったら、遺言執行の手続きを誰にしてもらい、誰にどの財産を継いでもらいたいのか、一枚の紙に簡単に書いています。
 この僕が作成した遺言書ですが、実はこれまで書斎の二番目の引出しの奥にひっそりと置いてありました。
 しかしこのたび、相続法の改正により始まった『自筆証書遺言書保管制度』を利用してみることにしました。
 専門家として経験しておきたかったのが主たる目的です。
 ただ自筆証書遺言書であれば、書斎の引出しにしまうより、法務局で保管してもらった方が安心だと感じたのは事実です。
 実際にその違いはおおよそ左表のような内容になっています。

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