ヒジノ通信vol.22/新型コロナウィルス 不安は絶大ですが だからこそ今なにをすればいいの

2020年1月某国で発生したとみられる新型コロナウィルスは、またたく間に世界中に広まり、3か月経った今もなお感染の勢いが衰えない状況です。
 医療崩壊を防ぎ一刻も早く終息させるため、政府は全国に緊急事態宣言を発令、我々は不要不急の外出の自粛を余儀なくされています。
 これにより子供たちは休校で自宅待機、お勤めの方は交代制や自宅勤務に、そして飲食店をはじめ自営業は営業時間の短縮や休業・廃業に追い込まれ、経済的に大変な状況となっております。
 さて皆さんは朝から晩までコロナが話題のニュース番組をみられてどうお感じでしょうか?
 あくまでも私の個人的見解ですが・・・
 こういう状況ではあるものの、かと言ってあまりにも必要以上にマスコミが煽りすぎてはいないでしょうか。
 もと広告宣伝業界にいた私としては、見ていると気持ちが滅入るだけの各局のニュースに、これが一部の層に莫大な利益をもたらしているのではとさえ考えてしまうのです。
 確かにこのウィルスは感染力の強さや、治療やワクチンの未開発、重症患者のための病床数の不足など怖い部分や見えない部分は多々あります。
 ただ一方我々には日々の生活があります。
 一家の大黒柱にとって経済活動は必須であり、何の援助も受けられないままずっと家に閉じ篭っているわけにはいきません。
 そもそも緊急性や重要度の高い要件があれば、動かざるを得ないわけです。
 ここで果たしてでどこまでを不要不急と捉えるかなのですが・・・
 終活や相続のご相談のなかで、こんな時だからこそご自身の死と向き合う気持ちになられる方が増えていると感じます。
 いま家族会議を開催したり遺言書や家族信託を具体的に検討される方が増えている現実をお伝えしておきたいと思います。
 人はいつどうなるか分かりません。
 自分亡きあとも、家族が争うことなく幸せに過ごして欲しい思いは誰しも持っておられます。
 このたびのコロナで、皆さんが本当に大切なことを考える時間が得られ、家族を思う気持ちが非常に高まっているように思えます。
 子や孫とご家族が三代先まで円満でいられるかどうかは、ご先祖の思いを継がれた皆さんにしかできないことです。
 このような状況においても、ご相談先からの要望で、マスクをつけ窓を全開にしての、短時間の面談に奔走される専門家の先生が私の周りにいらっしゃいます。
 皆さんにおかれましても、今与えられた時間をプラスと捉え、普段できない大事なことに費やしていただきたいと願います。
 まだまだコロナの終息は見えませんが、それだけに今この時間をどう過ごすかが、将来の明暗を分けることになりそうです。

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